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Best Buy & Things Driving Creation in 2022


2022年もあと2日。

今年も皆さん大変お世話になりました。

現業も個人制作も2021年よりも新しい挑戦の機会に恵まれて、今、振り返ると本当に挑戦してよかったと思える1年だったと思います。

正直、体力も精神的にも結構ギリギリな時もありましたが、やり切った後の充実感は何ものにも代え難いっすね。

さて、そんな1年の活動をドライブさせてくれた、個人的なベストバイや音楽等をなんとなく書き綴りつつ、年末のご挨拶とさせて頂きます。


制作のお供関連

RTX4090

待ち望んだNVIDIA 40番台です。買う前は、正直、コスパ悪いのでは?と思ってましたが、やっぱり買ってよかったです。

Unity、UnrealEngine、Resolumeの同時立ち上げも全然余裕だし、今のところ何も面倒なことを気にせずに制作に集中できる環境を手に入れることができました。3090 Ti との性能差が1.5倍程度(FF14ベンチマーク)、Blenderのベンチマークでも1.6倍〜2倍とのことだったのですが、実際に使ってみて確かに快適です。2023年の制作も確実に手助けしてくれるでしょう。本当は、Tiシリーズが出るまで買うのを迷ってたのですが、思い切って買ってしまいました。

Akai Professional USB MIDIコントローラー

お次は、6月の Hyper Geek でも使った AKAI の MIDIコン。正直、これ1つあればもう何もいらないと思います。Resolumeでも標準で認識してくれるので、接続後の Controller mapping も楽。まだまだ、使い倒せてないけれども、来年以降もこやつとともに映像パフォーマンスなど頑張ります。2023年は、Resolumeの部分をTouchDesignerに置き換えてパイプラインの革新もしたいなどやりたいことが満載・・

Appleシリコン搭載Macモデル用Touch ID搭載Magic Keyboard

HHKB使ってたのですが、Apple純正キーボードに切り替えました。自分の場合、RTX4090搭載のWin機でkeymappingしてストレス無く使えてます。Apple のキーボードのペタペタ感が個人的には作業捗ることを改めて認識。キーボードは収まるまでに何種類か試してたのですが、ようやくこのキーボードに収まりました。テンキー付のため、結構、横長。割と幅のあるデスクだと使いやすいです。


機材関連はこんな感じで、次は作業に欠かせない仕事のお供的な存在達を1つ紹介すると・・

AESOP Sarashina Aromatique Incense

作業する際にお香が欠かせなくて、今年もいろんな種類を試してたのですが、ベストバイは「Aesop Sarashina Aromatique Incense」でした。

ドライでウッディなサンダルウッドと、温かく心地よいスパイスが特徴的で、優しい香りが組み紐のように繊細に伸びて広がるインセンスで、作業の集中に欠かせない香りになってます。まあまあお高いので大事に使ってます。


Music / 音楽

A View of U – Machinedrum

深夜帯の制作作業の時にめっちゃ集中できるBPM。奇才Machinedrumの9作目のアルバム。IDM、UKレイブ、ジャングル、フットワーク、ベース・ミュージックとUSのヒップホップやクラブミュージックの融合が神がかってる作品。横アリの映像制作でほぼ3徹状態だった時にずっと聴いてて捗りました。

Continua – Nosaj Thing

ケンドリック・ラマーやチャンス・ザ・ラッパーのプロデュースでも知られるLAの重要プロデューサー、Nosaj の最新アルバム。Nosajはライゾマの作品で存在を知って、そこからずっと聴いてる。今回のアルバムは、HYUKOHとのコラボが個人的にかなり熱かった…

TVアニメ「平家物語」オリジナル・サウンドトラック 諸行鎮魂位相 requiem phases

アニメ作品の中で、正直、最も感性にぶっ刺さった「平家物語」。サントラもすごく良い。特に、最終話の「purple clouds」は情景が前頭葉周辺に浮かび上がってくるほどに想像力を掻き立てるサウンド。「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり・・」2023年は仏教美術の理解を深めるために年末から少し勉強を始めてます。


映像 / video

Max Cooper – Live at the Barbican (Yearning for the Infinite)

今年の映像では無いですが、Max Cooperのロンドンのバービカンで行わせれたライブ映像とそのBehind the scenes。これ見ると映像のコントロールは、Resolume。

土屋萌児氏 “耳なし芳一” / Tempalay “あびばのんのん” (Official Music Video)

メディア芸術祭の総集編の展示で観た土屋萌児さんの「耳なし芳一」。切り絵で1コマずつ作られるアニメーション。表現力と根気が半端ない。Tempalay「あびばのんのん」のMVも水江未来さんとと共に手がけられていて、こちらもぐっと来た映像作品の1つです。

Coldplay: Everyday Life Live in Jordan

2年前に、ニュー アルバム Everyday Life をヨルダンのアンマン シタデルで初公開した時のライブ映像。前半は日の出、後半は日没で行われてるのですが、街に落ちる光が本当に綺麗。アルバムが完全に演奏され、世界中に生放送されたのはこれが最初で唯一。ColdPlayってほんといいな。ゆったり聴いてられる。


Book / 本

アジアのコスモス+マンダラ

11月のARTIFACTでの初の個展でリファレンスとして活用した杉浦康平さんの「アジアのコスモス+マンダラ」です。須弥山(しゅみせん)は、仏教宇宙論における巨山を示す言葉ですが、須弥山を描いた様々な絵から始まり密教の世界観をこの一冊で実感することができます。

THE AGE OF DATA – Embracing Algorithms in Art & Design

ドイツのデザイナー Christoph Grünbergerによるアートブック。400ページからなる書籍に、世界中の40のアーティストとデザイナー、スタジオによる70のデータドリブンなプロジェクトが紹介されている。美しいデータアートが見られる豪華本。


今年は出費が多かったなと思いつつ、これらは来年以降の制作もドライブしてくれることは間違い無し。

映像については、オーディオ・ビジュアルのパイプラインをいい感じに作り直したいので、年末年始に仕掛り始めてます。

来年も豊かな年でありますように。

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