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東京という街がまだあったころ

枯れた夕日に電信柱が映える。

蝉の鳴き声に生を感じて、何処かに落としてしまった感情をすくい上げてみたら、頬に涙が流れた。

東京という街がまだあった頃、

僕らは只々、街のネオンに照らされて、正しさを必死になって求めていた気がする。

気づいたら全てが空中分解して、無機質なやさしさだけが身に染み付いていた。

気怠い。

2018/7/9 某所
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